イメージ 1

こんにちは! 一鍼治療院の院長です。

今日は朝からまずまずの天気で、落ち着いています。

今日は気滞証について説明します。

気滞証:気が滞る症状
別名:気行阻滞証…気の通りを阻滞する症状

症候概念:
気滞証は人体を運行する気が病邪(外邪…風・暑・湿・乾・寒などが体を犯す時、これを外邪と言って病気の原因としています。)を受けて生じます。

外傷や情志(内因…怒・喜・思・憂・恐などの感情を指しこれらが過剰に働くと身体を侵すと考える思想です。)も原因となります。

気が阻滞され、気の流れがふさがれて通じない場合も気滞証にとなります。

体が蒸されるような張った痛みが現れ、この症状が定まらず、あちこち動き回り、酷くなったり楽になったりして、気持ちが苛立つ様な症状が主に生じます。

臨床表現:
主症状:
蒸されるように張った痛みが腹部・胸脇部・乳房・腰背部などに起きます。これが時に酷くなったり軽くなったり場所も定まりません。常にあっちこっちに痛みが動き、時には耐え難い痛さに襲われる場合もあります。いつも気持ちがいらつき、むらが多い状態にあります。

随伴症状:
ゲップやため息が出易く、脾臓の腫れが出たり治ったりします。ゲップをする事で楽になったり、一過性に気が流れると症状が軽減されたりします。肩・肘・大腿・膝に代わる代わる疼痛も現れます。

舌脈:舌の苔は薄く、脈は琴の弦を弾くような脈と成ります。

診断基準:
1.体が蒸されるように張った痛みが腹部・胸脇部・乳房・腰背部などに現れ、時に酷くなったり軽くなったりし、場所も定まらず、時として耐え難い痛みに襲われます。気分もいつもいらつき、むらが多い状態にあります。舌の苔は薄く、脈は琴糸を弾くようです。

2.体が蒸されるように張った痛みが腹部・胸脇部・乳房・腰背部などに現れ、時に酷くまた軽くなったりし場所も定まらず、ゲップやため息が出易く、脾臓に腫れが出たり治ったりを繰り返します。ゲップをしたり、時には気が流れると軽減する状態にあります。舌の苔は薄く、脈は琴糸を弾くようです。

3.体が蒸されるように張った痛みが腹部・胸脇部・乳房・腰背部などに現れ、時に酷くも軽くもなり、場所も定まらず、肩・肘・大腿・膝に代わる代わる痛みが出ます。舌の苔は薄く、脈は琴糸を弾くようです。

4.体が蒸されるように張った痛みが腹部・胸脇部・乳房・腰背部などに現れ、時に酷くも軽くもなり、場所が定まらない。女性では月経時痛が臍の両脇に遊走性に痛みが生じます。舌の苔は薄く、脈は琴糸を弾くようです。

上記の条件が整えば気虚証の該当者であり本症状で鑑別されます。

これって全て中医書の原文を翻訳して書いているのですが、診断基準がやたらにくどい気がしますが、これってお国柄なのでしょうね!

今日はお灸原料になるヨモギの葉を貼付してみました。これを乾燥させて葉っぱの裏の毛茸(もうじょう)と言う産毛を集めたものが、お灸の艾(もぐさ)になるのです。

                                       -以上-