今晩は!一鍼治療院の院長です。

今、今週の木曜日から始まるお灸教室の資料を作成している所でした。少し煮詰ってしまったので、今日の所は一先ず終わり・・・

現在、当院では温灸と言って直接肌にお灸をしない方法で治療をしているのです。このお灸ですと身体に感じる温度は45度~50度といった所でしょうか!ちょっと痛い感覚なのです。

人は一般に45度以上の熱を皮膚に受けると、温度感覚よりも痛覚として感じられるようになります。
詰まり痛い・・・

しかし冷えを持っている女性の場合これが本当に気持ち良いのだそうです。

私も時々手を使い過ぎて張った時はこの温灸で血行を促進するのです。

もぐさが燃える中心温度は600度以上になりますが、温灸ではなく肌で直接すえるお灸の場合は皮膚との接触面で米粒大で75度~100度になります。

人は45度を超える熱を長時間受けていると不可逆的たんぱく変性を生じてしまいます。早い話、身体が熱で炭化してしまうのです。40度以上の発熱がある場合、充分に冷やすのはその為です。

お灸の効果は血行を促進する働きと部分的高温による不可逆的たんぱく変性から生じる自己防御反応による白血球の終結を利用した異物の排除と言えるのです。

もっとも温灸の場合は血行促進が主と言えるでしょうが・・・ネ

お灸教室ではこんな内容をもっとわかりやすく説明したいと思っている訳です。実践する為の教室なので、ご自分でお灸をすることが大前提なのです。

そんな時基礎的な知識があるのと無いのとでは、リスク管理に雲泥の差が生じるでしょうから・・・ネ

少し考えます・・・

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