今晩は! 一鍼治療院の院長です。

正確に言えば今日のブログは一日で2回目の更新になります。

前回の更新が日にちを越えてしまったためです。

先程、母校の卒業生から明日の国家試験の旨のメールがあり、そう言えば明日が国家試験日だと思い出させてくれました。

鍼灸師の国家試験は2月の最終日曜日と決まっているので、まさに明日と言うことになります。

私も国家試験を通ってこの仕事をしている訳ですが、前日の今頃の時間は気持ちの上では何かしなければっと思うのですが、明日のことでに何も入らない状態になってしまっていました。

ですから11時ジャストで「自分の受験勉強は全て終了しました!」っと自身に言い聞かせた記憶があります。他の国家試験はどうか知りませんが、鍼灸師の場合は現役での合格率が80%に対して浪人組みは50%以下になると言われているので、在学中から必ず現役合格しろ!っと言われていたのです。

だいたい不合格の人は1点か2点が足りなくて落とされるので、基本的には合格ラインに近い知識の集積はあるのですが、一年経過するとかなり忘れてしまうので、こつこつと勉強し続ければ必ず翌年は合格できるのでしょうが、多くの浪人生はバイトや何やらで、再受験勉強をするのが9月や10月頃からしますが、忘れてしまった事を再度思い出したり、覚えなおしたりすると、結局は受験直前でやっと昨年の同等知識まで持ってくる程度がやっとで、また失敗してしまうのです。

受験のときは誕生日順に部屋が分かれて行きます。試験が終わった後、私の前後の人に誕生日を聞いた所、前の席に座っていた人が私と同じ日生まれで、後ろに座っていた人が私の翌日生まれでした。

もちろん、生まれた年は違いますが・・・

試験発表は一ヵ月後ですが、ネットには速報が流れます。問題用紙は持って帰ることが出来ますので自己採点が出来、合否がボーダーの受験生は不安な一ヶ月ですが、私は速報でたぶん合格したと解かり安心した事を思い出します。

一ヵ月後、ネットで合否が確認できますが、今この仕事をしているのですから無事合格でした。

その時に、私の後に座っていた人の受験番号が無かったのです。

「落ちてしまったんだ!気の毒にな~」っと思ったものです。

今、自宅の2階を院に改装して治療をしていますが、もし国家試験に落ちてしまっていたら、今頃どうなっていたかと思うと現役で受験する人もまた浪人で受験する人も皆受かってもらいたいと祈らないではいられません!

頑張れ!受験生!

                                      -以上-