今晩は!一鍼治療院の院長です。

本日は夜のご予約までの間時間がありましたので、ブログの更新をしています。

朝からどんよりとした曇りで少し雨も混じったりで私の好きな天気の一部です。雨はちょっと苦手なので・・・

当院の患者さんに雨が好きな方がいます。「どうして好きなのですか?」とお聞きすると、長靴と傘をさして雨の中を歩くのが好きなのだそうです。

神奈川生まれで他県に済んだことのない私にとって雪が珍しく、雪の中を歩くのは楽しみですが、きっとそれに似ているのかもしれません!

本日は以前から少しずつ読んでいた本を読み終えました。仕事柄 医療関係の本が多いので、読んでいると眠くなってしまう事もしばしば・・・

タイトルは腰痛をめぐる常識の嘘と言います。

噂やゴシップ本まがいではなく、医科大学の教授が教本の疑問点を素直な気持ちで書かれたものです。

専門書ではありませんが、残念ながらある程度解剖学や運動生理学、それに整形外科学の知識が無いと、読み進められないかもしれません!

私も読む時は、ながら読みは出来ず、横に辞書や専門書を置いて読むほどでした。

しかし、内容はうなずける物ばかりです。

整形外科学は進級の授業でも受けますが、整形外科医ではないので整形外科学のセオリーはこの本を読むことで知る訳ですが、章ごとにセオリータイトル対する疑問を解明する方式です。

しかし、整形外科的なセオリータイトルを読んだだけで、「そんな馬鹿な~」と思わせる事が満載なのです。

例えば、セオリータイトル ”急性腰痛の治療としては安静が最も大切である”が整形外科学の教えなのだそうです。

わからない事も無いですが、当院では多少痛くても出来るだけ積極的に動いた方が良い結果が得られる事を経験的に(これは私が急性腰痛いわゆるぎっくり腰を持っている為)感じるからです。

確かに、整形外科で治療を受けた方が当院に見えると、「安静にしてやり過ごすしかないです。」と言われる理由がわかりました。

この本でも、その点を指摘して積極的に動かす事を奨励しているのです。

その他にも参考になる内容が沢山あって、整形外科的な鍼治療に役立ちそうです。

続本も出ているので、読みたいと思っていますが・・・専門書で無い割にかなり高額な本ですヨ!

積み立てをするしかなさそうです・・・
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少なくとも、