こんにちは!一鍼治療院です。

本日は朝二のご予約が無かったので、am11時~pm2時まで長めの昼になるのです。

とは言っても、明日のご予約のメールに返信している間にそろそろ12時です。

この所、気温も上がり気味ですが湿度も加わり何となくけだるさが残ります。

いましがた、キーボードの前にポトリと蚊が落ちました。実は昨日の夜2匹の蚊を成敗して2匹とも血膨れの蚊でした。

多分自宅側から内階段を伝って治療所に紛れ込んで来たのでしょうが、早速昨日から蚊取りリキッドを作動させたその効果が目の前に落ちた蚊かもしれません!

かゆみこれを掻痒感(そうようかん)と言いますが、これは、細胞外液で産生・分泌された化学物質が皮膚にある自由神経終末を興奮させて起こると考えられているのです。化学物質にはヒスタミンがありますがこれは良く聞く痒み成分ですネ!

蚊に刺されますと、異種タンパクが皮膚で感知(化学受容器)し神経を逆なでする訳です。

昔は様々な点において痛覚(痛みの事)と類似していたことから皮膚の痛覚の感知器(痛覚受容器)が弱く反応していると理解されていた事もあります。

しかし、痒みは皮膚と眼などの粘膜のみで起こりますが、痛覚の存在する内臓組織では起こりません!胃がかゆいとか肝臓がかゆい等聞いた事はありません!

細かい事を書きだしたらきりがないのですが、これからの季節患者さんが蚊に刺されてしまうとかゆさを耐えながらの治療は患者さんにとってとても辛いものになります。

当院では無香性のリキッドタイプを10月近くまで常時使う事になります。

ちなみに、蚊に刺さされた場合はどこでも良いので冷やすと痒みは薄れます。これは脳で認識する皮膚の感覚には順位がある事を意味するのです。

痒みは温度感覚よりも順位が低いので感じ難くなるのです。蚊の痒みは暖めてもまた痛みを与えても薄れるはずです。痛覚は皮膚感覚の中では最上位の感覚なのです。

そろそろ昼時です・・・